技術書典4にサークル参加してきました(本ができるまで編)

お疲れ様です。なつよです。

技術書典4にサークル参加してきましたので、そのレポをここに記します。

 

参加したきっかけ

技術書典1、技術書典2と一般参加していて、

私もサークル側で出してみたい!と思ったのがきっかけです。

サークル参加したいとTwitterでつぶやいていたところ、もひもひ(@mo_himo)さんが  合同で参加しませんか?と声をかけてくださり、参加できることとなりました。

 

本ができるまで

仕事上、脆弱性のニュースをチェックすることが多いのですが、新入社員の頃にCVSSCVEといった単語や、時間とともに深刻度が変化するといった脆弱性の性質を理解するのにかなり戸惑った経験がありました。

CVSSのことを知るだけでも、大分脆弱性こわい!が和らぐのではないか、と思い今回のようなコピー本を書くに至りました。

 

以下のような手順で本を作成しました。

 

1.ざっくりとしたストーリーをevernoteにまとめる

2.12ページ構成とし、ストーリーをページ毎に区切る

 ※12ページとしたのはコピー本で4の倍数のページ数にすると、余りがない本になるからです。最終的に14ページとなってしまいましたが。

3.ページ毎にネームを作成、ペイントソフトで清書を行う

ここに1番時間がかかりました。ペイントソフトはiPad miniアイビスペイントを使用しました。この段階でキャンパスサイズがA5でなかったことから後工程でコネコネすることになってしまいました。

4.アイビスペイントでJPEGに出力

このJPEGは6の工程で使われなくなることになります。

5.PDF

この辺はその辺のフリーソフトとかサービスで適当にやります。

6.セブンイレブンの小冊子印刷機能を利用し、印刷

ここでセブンイレブンに持っていった段階で、プリンタで印刷できないことが判明し、原因を色々探ったところ、キャンパスサイズがA5になっていなかったことが判明。

アイビスペイントのデータをクリスタに取り込み、キャンパスサイズを変更し再出力したところ、無事小冊子印刷ができました。

サイズが異なっていてもPDF化はできますが、セブンイレブンの小冊子印刷は紙のサイズとピッタリあっていないとデータを受け付けてくれないようです。

 

7.表紙の作成

表紙は、写真用のA4サイズの紙を購入し、家でプリントしました。

表紙だけコンビニでプリントしなかったのは、フチなし印刷ができなかったためです。

 

8.製本

中綴じホッチキスを購入し、60部をひたすらパッチンパッチンしました。

これはラジオやインフラ勉強会を聴きながらやっていたのでそこまで苦ではなかったです。

 

 

 

最終的に以下の費用がかかりました。

中綴じホッチキス購入 449円

小冊子印刷 4,200円(出来上がりA5サイズ、表紙のぞいて14ページを60部印刷)

写真用A4用紙 1,267円 (100枚入りを購入。表紙用)

プリンターのインク 7,124円

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合計 13,040円

 

なので、1冊あたりの原価は約217円です。

プリンターのインクは全部使わなかったし、表紙用の写真用紙も40枚余ってるので、

もうちょっと安くなる…かも。

他に高速バス代や宿泊費もかかってるので赤字といえば赤字です。

同人誌でプラスになるとは思っていないのでこういうものかと思ってます。

23日からBOOTHでダウンロード版を販売開始したのですが、そちらの売り上げが思ったより伸びていてそれでだいぶ助かってます・・・。みなさまありがとうございます。

 

とりあえず今日はここまで。

次は参加前日&当日編を書くぞい!!